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これはとても難しいご質問です。しかし、この違いを理解しておかないと本当の施療は行えない危険性がありますので出来る限り判りやすく説明してみたいと思います。
まず、整形外科医の先生は基本的にはオールマイティーで、手術を必要とするような疾患から私達の整体に至るまで全ての症状を診る事が出来ます。
レントゲン、或いはCTスキャン、MRI等の高度な医療機器を用いたり、血液検査や尿検査により正確な疾患の原因を探ります。そして、その結果により手術、或いはリハビリ、牽引、投薬、電気治療や低周波治療を行います。基本的には殆どが健康保険を適用する事が出来ます。
次いで、整骨院は手術・注射・投薬を除いて整形外科医に類似した医療行為を行う事が出来ます。医師が医師国家試験に合格する事が条件であるように整骨院には責任者が柔道整復師の国家資格を持っている事が条件となります。
リハビリテーションや痛みの改善目的によって、整体やマッサージを10〜15分行う事が出来ます。
最近では自由診療を拡大して整体やマッサージを30〜60分行うケースも増えてきています。当然、私達の卒業生の皆さんの活躍する職場になっています。症状によって健康保険を適用する事が出来ます。
整体師は、マッサージと良く混同されますが医師から診て病気とは言えない、或いは病名を付与出来ない疾患、症状についてのみ、自費診療で行う事が出来ます。
例えば寝違えであるとか、ぎっくり腰はレントゲンには写らずお医者さんもお手上げの症状です。痛み止めを打つ位しか手の施しようがありません。勿論、整形外科の先生達は私達が行う手技(マニピュレーション)は出来るのですが、お一人の患者さんに、ギックリ腰の場合は症状によって異なりますが最低でも1時間はかかってしまいますので、何十人という患者さんを診なくてはならないお医者さんは私達がやるような手技を行う時間がないというのが実態と云えます。現在の医療システムでは仕方のない事かなと考えられます。
この原因はお医者さんは手術であるとか投薬であるとか本当に高度な知識を必要とする分野に重点を置かざるを得ない為に、私達整体師が得意とする分野は不得手とも言えます。
そこで患者さんは色々と噂を聞きながら私達整体師を訪れて来ます。それは藁をも掴む心境に違いないのです。私達は「触診」によって左右のバランス、或いは身体の捻れなどを見逃さずに捕え、そのバランスを崩している原因を考え、施療を行います。整形外科医院にも理学療法士と云う私達に良く似た技術を使う事の出来る皆さんがいるのですがリハビリを主に行っている為に、また、お医者さんから指示以外の事は出来ませんので病名のつけられない症状についてはなかなか治療が難しいというのが現状です。
私達の施療の結果、苦しめられて来た痛みや違和感、不快感が完全ではなくても緩和或いは改善されますので患者さんは大喜びで、同じような症状で苦しんでいるお友達を紹介して下さるというのが一般的な図式です。
一般的な症状から話をしましたが、やや難しい専門的な内容で説明をすると次のようになります。
患者さんの症状は大きく分けると機能的障害と器質的(構造)障害になります。

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機能的障害
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基本的には私達整体師が施療できる疾患症状で、判りやすくいうと肩こり、腰痛、坐骨神経痛、頚部痛、胸郭出口症候群、頚肩弯症候群のように症候群が付与された疾患の総称と言う事が出来ます。 |
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器質的障害
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捻挫、亜脱臼、脱臼、骨折等の症状を総称します。手術、投薬、注射、湿布、リハビリ等の治療行為が必要であり、その診断にはレントゲン、CTスキャン、MRIなどの機器が使用され、高度な正確な判断が必要となります。 明らかに器質的障害と判断される場合は私達整体師は 速やかに整形外科医に患者さんを委ねなくてはなりません。 機能的障害と器質的障害と見極められるようになる事も私達整体師に重要な技術となります。筋肉や靱帯損傷の度合いに応じて医療的な治療が必要と判断される場合は整形外科を紹介しなくてはなりません。 |